Hondaは、ハッチバックスタイルの新型「CIVIC(シビック)」を9月3日(金)に発売します。このシビックは2021年6月24日に世界初公開をしました。
シビックシリーズは、1972年の発売以来、世界で累計約2,700万台を販売しているグローバルモデルです。いつの時代も一歩先のニーズを捉え、常に進化をし続けており、人々に驚きを届けるクルマとして多くのお客さまからご支持いただいています。11代目となる新型シビックは、Hondaのクルマづくりの基本である「人中心」の考え方を深く掘り下げることで、親しみやすさと特別な存在感を併せもち、乗る人全員が「爽快」になることのできるクルマを目指しました。
デザインは、低重心・水平基調でシンプルかつ流れるようなプロポーションとすることで、一目で魅力が感じられ長く乗り続けたくなるような存在を目指しました。またHonda独自のVTEC TURBOエンジンをさらに磨き上げた俊敏なレスポンスと、高い操縦安定性により、質の高く軽快な走行性能を実現。さらに、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」※1にトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)※2を追加するなど、操る喜びに加え、安心・快適に移動する喜びを体感できる時間の提供を目指しました。
また、Honda独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イー エイチ イー ブイ)」※3を搭載したハイブリッドモデルの新型シビックと、新型「シビック TYPE R(タイプアール)」の発売を2022年に予定しています。
新型シビックの主な特長
パッケージング
- ・歴代シビックの価値である広いガラスエリアとゆとりある室内を大切にしながら、新型シビックではすべての席で爽快な空間を目指し、低く水平基調のベルトラインと、広い水平視野角により、開放的な空間と気持ちのよい視界を実現しました。また、ホイールベースを延長し前後席の距離を35mm拡大することで、後席の居住性を向上しました。
- ・先代モデルでご好評いただいていた荷室容量を拡大し、クラストップレベル※4となる452L※5の大容量を実現。運転の心地よさと使い勝手のよさの両面で、新型シビックならではのパッケージを作りあげました。
デザイン
- ・エクステリアは、広く運転しやすい室内空間を持ったキャビンを追求しながら、流れるような美しいプロポーションを創出。サイドは、フロントフードからリアエンドまで水平基調を低く一気に繋げることで、低重心で伸びやかなクーペイメージをさらに強調し、力強くも軽快な走りを予感させるデザインとしました。
- ・インテリアでは、不要なデザイン要素を排した造形にするとともに、直感的に操作しやすく触感にもこだわったスイッチを配置。清潔感や心地よい五感への刺激などを重視し、爽やかで心地のよい移動ができる空間としました。
ダイナミクス
- ・クルマと一体となったような質の高い軽快感を目指し、細部にわたる熟成を行うことで、直進・旋回時の安定性、優れた静粛性や乗り心地のよさなどを高次元で兼ね備えた走行性能を実現しました。
- ・1.5L直噴VTEC TURBOエンジンをさらに進化させ、アクセルを踏み込んだ瞬間から力強く加速する応答性と、高回転域までよどみなくパワーが増大するリニアな出力特性としました。
- ・トランスミッションには、CVTに加え6速MTを設定。CVTは進化したエンジンを生かした制御により、加速フィールとエンジンサウンドが一体となった心地よさを追求しました。また、6速MTは、シフトレバーのショートストローク化と高剛性化により、スポーティーかつダイレクト感のあるシフトフィールを目指しました。
ヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)
HondaのHMIの考え方である「直感操作・瞬間認知」を追求し、10.2インチのフルグラフィックメーター※6を採用しました。メーターの左半分にオーディオなどのインフォテインメントの情報を、右半分にはHonda SENSINGやナビなどの運転支援情報等をそれぞれ表示。ステアリングスイッチの位置と同様の左右配置とすることで、直観的な操作をサポートします。
Honda CONNECT
- ・新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を全タイプに標準装備。より安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」※7を提供します。
- ・HMIの考え方に基づき、簡単・確実に操作できることを目指して開発されたHonda CONNECTディスプレーは、インストルメントパネル中央の見やすい位置に配置されるとともに、目的の機能が素早く選べるようアプリや情報表示のゾーニングを明確にするなど、使い勝手の向上を目指しました。
Honda SENSING
- ・先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプ標準装備。広い範囲と高い精度で対象物を検知するフロントワイドビューカメラや、ガラスや外壁など非金属も高い精度で検知する前後ソナーセンサーを採用しました。
- ・シビックとして初めてトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を採用。0km/h~約65km/hの速度域でも、先行車との車間を保ちながら自車の走行車線をキープするよう、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシスト。高速道路などでの渋滞時にドライバーの運転負荷を軽減します。
- ・アダプティブドライビングビーム※6をHondaとして初めて採用しました。ハイビーム照射中に、先行車や対向車を検知すると、周辺状況に応じて照射範囲を自動でコントロール。前方車両や歩行者へも眩しさを与えないよう配慮しながら視認性を確保します。
<機能一覧> サポカーS<ワイド>に該当
- 1)トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
- 2)衝突軽減ブレーキ<CMBS>
- 3)誤発進抑制機能※2
- 4)後方誤発進抑制機能※2
- 5)近距離衝突軽減ブレーキ
- 6)歩行者事故低減ステアリング
- 7)路外逸脱抑制機能
- 8)渋滞追従機能付※2アダプティブクルーズコントロール<ACC>
- 9)車線維持支援システム<LKAS>
- 10)先行車発進お知らせ機能
- 11)標識認識機能
- 12)アダプティブドライビングビーム(Honda初)
- 13)オートハイビーム
BOSEプレミアムサウンドシステム※6
新型シビックの室内環境に適した専用オーディオをBOSE(ボーズ)社と共同開発。ボーズ独自のサラウンドアップミックス技術「Centerpoint(センターポイント)」を採用し、サブウーファーを含む12個のスピーカーを搭載しました。迫力のある重低音からクリアな高音までバランスの取れたサウンドを実現することで、まるでコンサート会場にいるような臨場感を全席で味わうことができます。
- ※1Honda SENSINGは、ドライバーの運転支援機能のため、各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります。各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。詳細はホームページをご参照ください https://www.honda.co.jp/hondasensing/
- ※2CVT車のみ設定
- ※3e:HEV(イー エイチ イーブイ)は、電動化コア技術である高効率・低燃費な2モーターハイブリッドシステムのグローバル統一呼称。“e:”には「electric(電気)をenergy(原動力)にして、みんなの笑顔と元気を力強くenergize(活気づける)していく」という意味が込められています
- ※42021年8月現在。Cセグメントの主要なハッチバック車。Honda調べ
- ※5Honda測定値。LXの場合。荷室と荷室下収納の合算値
- ※6EXグレードのみ設定
- ※7お客様の使い勝手に合わせて最短1か月から利用期間を選択できるサブスクリプションサービスとなり、お申し込みが必要となります