BIGBOSSと空飛ぶクルマ

こんにちは管理者です ( ノ ゚ー゚)ノ

2022年3月25日(金)に日本のプロ野球2022年シーズンが開幕しましたね。

就任以来、様々な話題を提供していた北海道日本ハムファイターズのBIGBOSSこと新庄監督がホーム開幕戦でなんとまさかの飛行(°ロ°)

『新たな船出』といってスタメンの選手を船から登場させて自分は飛んでくるという(笑)

そこでBIGBOSSが乗って話題になったのが

日本企業A.L.I. Technologiesが開発した実用型ホバーバイク「XTURISMO Limited Edition」をベースとした本イベント特別仕様モデル

出典:A.L.I. Technologiesホームページより

めちゃめちゃカッコイイじゃないですか!

2021年10月に限定200台で販売受付開始したホバーバイクで最高時速80km、連続航続時間約40分で価格は7770万円

いわゆる空飛ぶクルマだ。

実は空飛ぶクルマというのは

日本政府が平成30年に未来投資戦略2018というのを閣議決定して官民連携して空の移動革命と位置づけロードマップを策定している。

【では空飛ぶクルマとはどういう定義なのか?】

明確な定義はないが、「電動」「自動(操縦)」「垂直離着陸」が一つのイメージ。

●諸外国では、Evtol(Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft)

 ※読み方:イーブイトール

 と呼ばれ、新たなモビリティとして世界各国で機体開発の取組がなされている。

●日本においても、都市部での送迎サービスや離島や山間部での移動手段、災害時の救急搬送などの活用を期待し、次世代モビリティシステムの新たな取り組みとして、世界に先駆けた実現を目指している

【ヘリコプターと何が違うの?】

●電動なので静か(BIGBOSSが乗っていたのはエンジンと電気のハイブリッド)

 メリット⇒部品点数少ないので整備費用安い

●自動操縦(あの時BIGBOSSは遠隔操作で運転していない)

 メリット⇒運航費用安い

●離着陸の場所の自由度が高い

 メリット⇒人、モノの輸送コストが安い

BIGBOSSが乗っていた空飛ぶクルマを作った会社A.L.I Technologiesの他にも代表的な日本の企業では2018年7月設立のSkyDriveという会社があり2019年12月に日本初の有人飛行試験、2020年8月には公開有人飛行試験を実施しており、2021年10月には、SkyDriveの空飛ぶクルマの型式証明の申請が日本で初めて国土交通省に受理されている。

そしてあくまでヘリコプターではなくクルマの延長上としての位置づけということでHONDAもHonda eVTOLを通じて、自社での空飛ぶクルマ開発を手掛けている。一方のTOYOTAはJoby Aviationという企業に出資しており、空飛ぶクルマ関してHONDAとは違うアプローチで空飛ぶクルマ事業に参入している。

このように空飛ぶクルマはもう夢ではなく現実のものとなりつつあり、海外でも実用化(市販)に向けた動きも顕著になってきているが現段階では空飛ぶクルマではなく飛行機扱いであり、ドライバーには一定の免許・資格(飛行機のライセンス)が必要になるなど、自由に利用できる環境は整っていない。

しかし、いずれ自家用車やタクシーのようにまちなかを低空で飛び回る時代はそう遠い未来ではなさそうですね(  ◜ω◝ )

※イメージ

それではまた( ノ ゚ー゚)ノ